会社概要
会社名FEATHEREDの由来は「FEATHER」=「羽」にEDをつけることで「羽を持つ者」というような意味にもとれますので飛躍の祈りをもってつけたとのことです。
主な業務は
- ・俳優や声優などのマネージメントを行うプロダクション業務
- ・CM制作やイベント制作などの広告代理店業務
- ・ゲーム、アニメやCMナレーションを行う声優のキャスティングや音声収録できるスタジオ運営業務
- ・企業紹介VP(ビデオパッケージ)や各種プロモーションの映像制作業業務
- ・ゲームソフトウェア制作、コンピュータグラフィック制作、アニメーション制作業務
- ・音楽制作業務や音響関連専門学校での講師や執筆活動
等多彩で総合的な業務を行っています。
会社設立のきっかけについてはいかがでしょうか
弊社はもともと音楽制作会社でした。
私がシンセサイザー、コンピューターミュージックに詳しかったために、音響専門学校の講師を務めながら、当時準備段階にあったシンセカラオケの制作を始めたのがほぼ原点かと思います。
その当時、私が音楽を生業とするのに耳を壊してしまい、絶望を感じた際にカラオケ制作を手伝ってくれていた方々をスタッフに迎え、会社にしました。
実は、壊した耳は元にはもどらず、それ以来365日、24時間耳鳴りがしています。
高い音と低い音も聴こえません。
振り返ってみていかがでしょうか?またご苦労されたことは?
今でも苦労しています。(笑)
私は勤めを経験せずに会社を立ち上げましたので、全て失敗から学ばなければなりません。
給与が満足に払えずに、社員一人一人にとりあえず家賃分だけ払うことで納得してもらえないかと頭を下げたことも何度かあります。
資金繰り、人心の掌握、仕事の請け方など、あらゆる失敗をしました。
今でもそれは規模が大きくなっただけで本質は変わらないように思います。
それでも、失敗が私を強くしているようにも思います。
そもそも私は落とし穴があると落ちて見たくなる性格なのです。
貴社の状況や強みについてはいかがでしょうか?
状況については、
弊社のようなコンテンツ制作を主体とした業種は嗜好品のように景気に敏感です。
景気が悪くなるとクライアントの発注が極端に減ります。
いつまでたっても気の抜けない業種です。
延々と平和が来ない業種なのかもしれません。
また強みについては、
コンテンツ制作を一括して受注できるということです。
例えばある企業さまの商品紹介のDVDビデオ制作のお話をいただいたとします。
弊社では企画から、コンテ制作、CG、アニメーション制作、映像撮影、自社スタジオ、タレントによるナレーション収録、映像と合わせた編集作業、DVDプレスまで行います
またARを主体とした広告代理店業務も行っています。
これから力を入れることや方向性についてはいかがでしょうか?
コンテンツ業種だけでなく別分野の業務にも取り組みたいと考えています。
その一つが広告代理店業務なのですが、まだまだといった感があります。
それ(別分野の業務)をなるべく早く見つけることと、現在の業種を仕切れる後継者を育てることです。
組合に加入したきっかけはなんでしょうか。
2000年ごろに、当時METSAに加入していた同業の社長に誘われました。
加入組合員数が全体で数十社のころだったと思います。
不幸にもその社長がお亡くなりになって、その後その会社もなくなってしまったので一旦退会しましたが、2009年ごろに真杉理事(当時)に誘われ再度加入させていただきました。健康診断等利用させていただいています。
組合に以前は、同業者が何社かあったように記憶しているのですが、今は殆どIT関連の組合員になってしまいましたね。
組合への期待や要望がありましたら
常に活発的な組合であってほしいと願っています。
それぞれの行事に会員がいつも参加したくなるような、そんな組合であればより交流が盛んになり組合のステータスも上がるのではないでしょうか。
提案ですが、今回の探訪のように理事監事が組合員を回っていますが、フォーマットを決めて組合員から情報をHP上にアップロードできるような仕組みがあってもいいのかも知れませんね。
商談会や協議会など貴社ビジネスにお役に立ってますでしょうか。
お知らせが直前なので行きたいと思っても伺えずにいます。
ぜひ活用させていただきたいとは思っていますが弊社のような業種が参加しても皆さんからするとピントはずれかもしれません。
そのような思いもあって足が遠のいてしまっています。
とはいえあまり組合の運営方に頼るのではなく自分から皆さんの胸を借りるつもりでお邪魔しなければなりませんね。反省します。
何かお困りのことがあれば。
他業種の会社さんに認知していただきたいと考えています。
組合員さんに、パンフレットのイラスト制作や新製品等の企業案内ビデオを制作するなどでご活用いただけたらとうれしいですね。ARを使用しての企業案内などいかがでしょうか。
人材採用状況や人材育成方法などについてはいかがでしょうか?
募集は常に行っています。タレントや声優、歌手、マネージャの募集とともに特にコンピューターグラフィックスの人材は欲しいところであります。
育成はただただ辛抱するのみといった感じでしょうか。
新卒のCGを希望する方は2~3年で辞めてしまうし、2~3社転職しないと落ちつかないようです。そのため今のところ新卒の採用はしていません。中途採用のみとなっています。
多くの若い人があこがれる声優の方も所属していますね。
現在10名ほどの声優が所属しています。声優という職種は特殊な才能が必要だと思われがちですが、参入障壁が低く、自称プロと名乗る人が沢山います。日本全体で約2万人はいるのではないでしょうか。その中で声優だけで生活できる人は500人に満たないかもしれません。また待遇もこの数十年変わって無く、アニメ収録1本あたりの金額を聞けば皆さんびっくりされますよ。そういう中で長期間活躍していくことは大変なことなので、す。憧れだけではできない職種ですね。(所属の声優の方々は、歌や演劇など多方面にわたり出演され活躍しています。先月の7月にも演劇を開催されたそうです)
事業継承関連はいかがでしょうか。
そろそろ準備を始めようかと考えています。